ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

ウチの社長、スピリチュアルっぽいものにハマってる。

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こんにちは!ナイーヴです。

最近知ったことがある。

「ウチの社長、スピリチュアルっぽい何かにハマってるって!」

 

とある日曜日、社員さんとその他選ばれし者たちが会議室で研修を受けていた。

その内容が「スピリチュアルっぽい何か」だったという。

ある主催者の方のDVDだか動画配信だかを視聴させられていた。

そして感想文をA4用紙1枚程度に書いて提出していたとのこと。

勤続20年のお局が言っていた。

 

そのお局は以前、セミナーに何回か出席させられたらしい。

「あなたの生まれてきた目的は〜」とか、

「幸福への道が今、開かれるのです。」とかそういうのですね。

 

「なんで私みたいなパートがそんな研修を(受けなければならないのか)!」と言っていたけど、表情は満更でもなさそうだった。

なんせ選ばれし者なんだから。

 

僕はその主催者の方を知っている。

その方の書籍が新聞の広告欄に掲載されていたからだ。

「ふーん。」てな感じで見てたんだけど、まさかウチの社長がその方にハマっていたとは。

 

で、その研修の感想文を書かされるってのがまたツライよね。

僕は違う研修を受けさせられたことがあって感想文を書いたことがある。

設問がいくつかあって埋めていくタイプの感想文。

多分、そのスピ研修の設問ってこんなだったんだろうな、と推察する。

 

「今回の研修を今後のあなたの業務にどのように活かしていきますか」

 

みたいな(苦笑)。

 難しくない?

活かすことできる?

仕事に関係ある?

 

まぁ、生き方とかそういうところには活かすことができるかもしれないけど。

いずれにせよ、スピリチュアルに興味のない人にとっては苦痛でしかないね。

風の噂によれば、上の役職の人たちは、

「こんなにタメになった研修は生まれて初めてです!」

みたいな勢いの感想文を提出したらしい。

A4用紙にみっちりと・・・。

大変だねぇ、選ばれし者たちは。

 

僕も以前はハマっていたことがある。 

と、ここまで散々他人事かのように書いてきましたが。

僕も約10年ほど前にスピリチュアルにハマってた時期がある。

テレビでも「オーラの泉」っていう番組が放送されていた。

江原啓之美輪明宏国分太一のやつね。 

 

国分太一は、

「へー、そうなんですかー。」といった感じで、第三者的な立ち位置だった。

 だが美輪明宏は、

「あなたの守護霊は・・・」なんてあたかも霊能力者かのような発言が多かったので、

「アナタ霊能力あったの?」と何度もツッコミたくなった。

それでも言葉に説得力を持たせるあのイデタチは凄まじかった。

 

で、そのスピ全盛期の頃は、友人にも

「オーラが見える!」という者までいた始末。

僕もけっこう信じてしまって、

「僕のオーラ何色?何色?

ねぇ、教えて、教えてってばー。」ってなってた。

ちなみに緑色だってさ。

 

 今はまったく真逆の考えです。

 約10年前、スピリチュアルにハマってた頃は色々とツライことが多かった。

色々といっても2個(のツライこと)なんだけどね。

スピリチュアルは、そんな時期でも前向きに生きていこうと思わせてくれたのも事実。

でも悲しいかな、今は真逆の考え方になってしまっている。

スピリチュアルといえば「意識高い系」のイメージがある。

実際ハマってた頃は意識が高かったしね(行動力は別として)。

ということは今は「怠惰系」か?

 

今はこう思ってる。

①生まれてきた目的→特にない(たまたま)。

②人は皆、なんらかの使命を持っている→じゃあ殺人鬼などはどうなるの?

③この世に無駄なことは何一つない→事件、事故でなくなった方の死はなんなの?

 

結局、

・人間はたまたま精子卵子が受精して生まれただけなのであって、特に目的もなければ使命もない。

・なので前世でやり残した課題があって、それをやるために今世に生まれてきたわけでもない。

・人生は死ぬまでの暇つぶしみたいなモノだから、人に迷惑をかけない限りは好きに生きていい。

・ゴール(=死)までの過程はみんな違ってていい。逆にみんなが一緒の過程を歩むなんて気持ち悪い。

 

みたいな考えになってる。

あくまでも僕の今の考えなのであしからず。

また何年かしたら考えが変わっているかもしれないしね。

それでは!