ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

オッサンだってワクワクしたいっ!→「SOURCE ソース」という超有名自己啓発本を読んだ。

こんにちは!ナイーヴです。

職場の人たちが、「仕事を楽しめ!」的な発言をしてくる。

 

・「担当を持たせてもらってヤリガイがあるだろ?」

・「会社のお金を使って(いかにして売上をあげるかという)ゲームができる。楽しいだろ?」

・「ちょっとした工夫でモノが売れていく。楽しいだろ?」

(ちょっとした工夫=陳列場所を変える、POPをつけて目立たせる、など)

みたいな。

 

「全然楽しくない・・・。」

自分の担当部門の売上が目標を達成したとしても全然嬉しくない。

自分はどこかおかしいんだろうか・・・?

どうしてこんなに冷めているんだろう・・・?

 

昔からそうだ。

中学生の時、バレーボール大会で自分たちのチームが勝ち進んでも、なんとも思わなかった。

合唱コンクールで自分たちのクラスが優勝しても、なんとも思わなかった。

オリンピック、サッカー、フィギュアスケート・・・。

何をもってしても無関心、無感動。

自分は異常なんじゃないだろうか・・・。

オリンピックで日本の選手がメダルを獲得した時、周りの人たちのように、はしゃぐことができなかった。

まるで自分が非国民になったかのような罪悪感。

皆んなと同じように、はしゃぎたい。

皆んなと喜びを分かち合いたい。

そしてワクワクしたい。

 

そう、今はもうアラフォーだけど、

「オッサンだってワクワクしたいのだ!」

 

Amazonがこんな本をオススメしてきた。

「ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」

(マイク・マクマナス 著 VOICE)

 

f:id:naive1208:20201126102450j:plain3日に1回は、Amazonさんから何かしらの商品をオススメされているワタクシ。

「コレ、読んでみなよ。お前こんな本好きだろ?」ってな感じでオススメされた。

たしかにこういう本、好きだよ・・・。

「意識が高いんだか低いんだか・・・。」

自分でもよく分からない性格の持ち主だと思う。

 

どんな本?

この本はとても読みやすい。

なので本を読むのが遅い僕でも、結構サクッと読み終えることができた。

 本文中で言われていることはただ一つ。

「自分がワクワクすることをやりなさい。」だ。

 

「そうは言われても・・・。」ってなる。

僕もなるし、大抵の人もそうなるだろう。

でもこの本を読み終えると、

「少しでもいいから、何かワクワクすることをやってみようかな・・・。」

と思える。

背中を押してもらえる。

 

本文中には心に「チクッ」と刺さる一文がたくさんあった。

それは以下のとおり。

 

・生まれながらのワクワクを追求することこそ、最も責任のある生き方であり、人間として一番大切な行為。

→夫として責任のある生き方、社会人として、親として・・・。

人は色々な役割をもっていて、それぞれに対して責任がある。

だが、自分に対しての責任のある生き方とは何か?

それは上記の一文に尽きると思う。

自分に対しての責任のある生き方って考えたことなかったな・・・。

 

・適性があると言われたからといって、それをする必要もなければ、好きになる必要もない。しかし、適性がなくてもワクワクすることなら、やった方が良い。

・下手でも心を燃やせるモノなら、絶対にやり続けよう。

→そうだよね。下手でもワクワクしていると、それだけで人生が潤う。生きがいが感じられる。適性のあるなしはまったく関係がないですね。

僕もそうだけど、物事を始める前から適性を気にしてしまう。

もうね、思ったよ。

「適性?そんなのカンケーねぇ!」

 

・妥協した人生を生きることは、ツマラナイ人生を選ぶこととまったく同じ。

→「ガッツーン!」

やられた。

そうだよね・・・。

「結婚に妥協はつきもの」とよく言われるけれど・・・。

ワタクシ、「人生にも妥協はつきもの」と思っている節がありまして・・・。

そっか・・・。ツマラナイ人生を選んでたのか・・・。

 

・あなたの夢が何であれ、それを実現する方法は、ほんの小さなことを実行することだ。目に見えないほど小さなことでも良い。

→コレ、知ってる。

「夢をかなえるゾウ」でも言っていた。

とにかく勇気を振り絞って一歩を踏み出せということだ。

そうすれば、弾みがついてあとは流れに身を任せるだけ。

イチローだって野球教室に申し込むところから始めたんだろうし、あと、誰だっけ・・・。

羽生結弦とか浅田真央とか・・・。

ピカソゴッホ夏目漱石森鴎外葉加瀬太郎に高島ちさ子、オードリーヘップバーンにマドンナ、ショーンメンデス、ジャスティンビーバー、堀井雄二坂口博信坂本龍馬勝海舟西郷隆盛。それから、それから・・・。

(スミマセン・・・。字数稼ぎしてしまいました・・・。)

 

でもそう考えると、なんだか勇気が湧いてきますね(ニコッ)!

 

・自分の住み慣れた世界から少し飛び出して、慣れた環境の外へ出て冒険すること。

→コレもよく言われていることですね。

「コンフォート・ゾーン」を飛び出せ、と。

やっぱり、人間って慣れた環境からは抜け出したくないんだよね。

億劫だし、怖いし・・・。

でも、そうしない限りは現状は何も変わらない。

コレは避けては通れないことなんだよ。

 

・ワクワクは私たちにとって贅沢品ではありません。あなたがあなたであるためになくてはならない必要条件です。

→「ワクワクすることや楽しいことをする=贅沢」

こういう考えって、やっぱりある。

年配の人もよく言うよね。

「自分が楽しいと思うことばかりをやっていても成長がない。」

「好きなことができるっていい身分だね。」と。

こう言われると、僕も、

「あー、そうだよな・・・。」ってなってた。

刷り込みってやつ?

日本全国津々浦々っていうか、もしかしたら欧米も?

このような刷り込みに犯されているね。

 

最後に。 

 この本に書いてあることを全部受け入れるのは難しいかもしれない。

「そうは言っても・・・。」的な部分もある。

でも、「人生を前向きに生きていこう」という勇気をもらえる。

そんな本だった。

 

「自分がやりたいことが分からない。」

「俺って何にワクワクするんだろう?」

「やりたいことがあるけれど、踏ん切りがつかない。」

という人たちには大変オススメできる本である。

 

もちろん、僕みたいなオッサンにもね!

で、この本を読んで僕が思ったこと。それは、

「よし!(下手でもいいから)ブログ書こ。」だった。

それでは!