ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

最近購入した本たち。←「ジャンル偏りすぎだろ(苦笑)」

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こんにちは!ナイーヴです。

ここ最近、僕が購入した本のラインナップを紹介します。

なんか自分で見てみると、ちょっと笑えた。

「どんだけストレスにさらされてるんだよ!」と。

それでは、いってみよー。

 

①職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全 (井上智介 著 大和出版)

 

著者は産業医精神科医をしている。

職場の人間関係が苦痛だったり、業務量が多すぎて「もうムリ!」といった人向けに書かれた本だ。

 

内容は、「こんな風に考えればいいよ」的なことが大半を占めている。

例えば、

・「嫌な相手には近づくな」

・「いつも全力投球しなくてもいいよ」

・「60点くらいを目指そう」

 というようなことが書かれている。

 心が楽になるようなことが書かれているし、良い文章だなと思えるモノもあった。

 

この本で僕が心に残った文章

「笑顔を向ける相手はあなたが選んでいい」

僕は職場では挨拶を欠かさない人間だ。

どんな人にでも自分から大きめの声で笑顔で挨拶をしてきた。

でも、こちらが挨拶をしても返事がなかったり、返ってきたとしても不機嫌そうな挨拶が返ってくる人っているんですよね。

そこまでは気にしていないけれども、やっぱりその直後は心がモヤ〜ッとするよね。

 

なので割り切ってもう挨拶をしないことにした。

ただの通りすがりの通行人と思うことにした。

よくよく考えてみると、

「挨拶をした後に不愉快・憂鬱になる相手に、毎朝笑顔を向ける必要なんてまったくないじゃん!」と思った。

世間一般では

「相手を変えようとするんじゃなくて、自分が変わろう」

「相手の良い部分に目を向けよう」

と言われている。

そのようにしないといけない場面もあるよ。

でも、そこまで自分を犠牲にする必要ってある?

 

仕事に意義なんて必要ない。ご飯が食べられてぐっすり寝られたらOK!

 僕も職場の上司に「仕事を楽しめ」とよく言われる。

でもそれってまったくもってムリ!

仕事にやりがいを見出せとも。

日本は仕事というものに重きを置きすぎ。

ただでさえ1日の大半を労働に費やしているのに、心まで仕事に差し出せと?

「休みの日には競合他店の調査に行け。」

「仕事関連の本を読め。」

とにかく休みの日まで、何かしら仕事に関することをするべきという考えを持っている人の多いこと。

休みの日くらい仕事のことはキレイさっぱり忘れたい。

気乗りしないながらも毎日マジメにやってる。

それだけで十分だよね。

 

精神科医が教える ストレスフリー超大全 (樺沢紫苑 著 ダイヤモンド社

この本、まだ途中までしか読んでないんだけどメッチャオススメです。

人間には様々な悩みがある。

人間関係、仕事、健康、生き方、そして死など。

この本は、そういった人間が抱える悩みをほぼ網羅しているといっていいと思う。

で、この本の最も良いところは、ただ単に著者の考えが書かれているだけではなくて、きちんとしたデータや科学的根拠が示されているところだ。

著者の樺沢さん(カバちゃん)はユーチューブでも情報を発信されている。

僕も以前からよく見ていたので知っている。

前から

「あー、いいこと言うなー。」

と思ってたんだけど、こうして一冊の本になって出版されるのは嬉しい。

著者は精神科医であり、そして豊富なデータと科学的根拠が掲載されている。

なので信頼はできると思う。

詳しいことは読み終わってからまた今度書きたいと思う。

 

ニートの歩き方 (pha著 技術評論社

④年収90万円でハッピーライフ (大原扁理 著 ちくま文庫

もう、まとめて紹介しちゃうよ!

この二冊の本を購入したという時点で、

「どんだけ 仕事がイヤなんだよ」とツッコミたくなるだろう。

んー、働くことがイヤということではなくて、

「人間ってこんなにも人生を仕事に費やさないといけないものなの?」という疑問でイッパイなんですよ、僕は。

なので、このお二人の本を読んで、

「これが人間本来の生き方かも」って思った。

日本だって江戸時代とかはもっとゆる〜く仕事してたらしいし、東南アジアなんて仕事に対してゆるゆるだからね。

仕事で精神を病んでしまう人が少なくなるなら、今より生活が多少不便になっても全然イイ。

日本は仕事に対してもう少しゆるくなるべきだ。

 

naive1208.hatenablog.com

 

あやうく一生懸命生きるところだった (ハ・ワン 著 ダイヤモンド社

タイトルを見て、どんな内容かもう分かりますよね。

この本、韓国でベストセラーになった本なんです。

アラフォーの韓国人男性が書いたエッセイなんだけど、淡々と、

「そんなに一生懸命にならなくていいよ」

「周りの言うことなんて気にするな」

「思いのままに生きた方がいいよ」

「何もしなくたっていいじゃない」

といったようなことが書かれている。

 

韓国は日本よりも世間の目が厳しく、生きづらい社会だと聞いている。

この本を読んで、

「国は違えど、自分と似たような考えの人っているんだな」

同調圧力による生きづらさに国境は関係ないんだな」とあらためて思った。

 

日本は欧米などに比べるとまだまだかもしれないけど、「生き方の多様性」も段々と認められてきている感じがする。 

普段、

「ハー、日本って生きづらい・・・。」

「日本、脱出してぇ・・・。」

なんて現実逃避しがちだけど、結局どこの国に行っても楽園なんてないんだし、もっと日本のよさというものを再認識していこうかな、なんて思った。

 

naive1208.hatenablog.com

 

まとめ 

 最近購入したこれらの本を見て、ちょっと自分にツッコミたくなった。

「どんだけなんだよ!」と。

でもね、こんだけ本を買っていながらも、最近会社から返却された「ストレスチェック」の結果は、

「仕事上でのストレスの原因となる因子については問題は見られませんでした」だって。

本当に?

ちゃんと診断してくれた?