ミニマリストブームに逆行して生きていく！ 僕が「モノ」に対して思うこと。
こんにちは！ナイーヴです。
数年前から「ミニマリスト」という言葉が流行っていますね。
ミニマリストとは、ご存知の方が多いと思うけど、必要最小限のモノだけで生活をしている人のことを言います。
かつての僕は、自分のモノを「売る」（買取に出す）こと、「捨てる」ことにとても抵抗があった。
モノに対して、とても強い愛着を抱いてしまうからだ。
手に入れて数日しか経っていないモノですら、なんだか自分の子どもみたいな気持ちになってしまい、手放すのが寂しくなってしまう。
例えばゲームソフト。
以前は、クリアしたゲームやつまらなかったゲームでもすべて手元に置いていた。
今は売りに行くようになったけど、それでも売る前はいつも、「手元に残しておきたい気持ち」と、「売ってお金に変えて新しいゲームソフトや本などの購入に充てたい気持ち」がせめぎ合う。
結果、後者の気持ちの方が優って、売りにいくんだけど。
最近、ユーチューブで「ミニマリストのお部屋紹介」という動画がよくオススメに上がってくる。
見ていると、「スッキリしていて気持ちイイだろうな。」と思うけれど、「自分にはマネできない。」とも思う。
そして、マネをしてそのような部屋になったとしても、それはそれで寂しく感じるんだろうなぁと思う。
だって、そのミニマリストの方の部屋には、ベッドと数着の服しか置いてないんですから。
「思い出の品」とかはないんだろうか？
「誰かからプレゼントされたモノ」とかはどうしているんだろう？
「趣味のモノ」は？
など、色々なことを考えてしまう。
あるミニマリストの方の記事では、子どもが書いた絵などは、「画像として」保管しているから、その絵自体は捨ててしまうと書いてあった。
それは、その人の価値観だからなんとも言えないけど、僕だったらその絵をきちんととっておいて欲しいなぁと思う。
で、成長した時に、その絵をとっておいてくれたことに対して、親の愛情を感じたりすると思う。
今の時代は「できるだけムダを省く」という風潮だと思う。
だから、モノをたくさん持っていることは悪くて、少ないことは良いことみたいな感じになっている。
まぁ何事にも限度があるけれど。
でも、僕はモノを持つということは悪いことではないと思っている。
そのモノを見るたびに、買った当時のことを思い出したり、その「モノにまつわる思い出」がよみがえってきたり。
だって、モノがなければそういう時間を過ごすことができないんですから。
そういう時間を過ごすことさえ「ムダ」と言われれば、それまでだけれど。
「クルマ」だってそうだ。
クルマは「ムダの象徴」のように扱われる。
車検の費用や税金など、クルマはたしかに「カネ食い虫」だ。
でも、クルマを自分の相棒のように感じたり、自分の体の一部のように操っている瞬間は最高だ。
外出先の駐車場で自分のクルマを見つけた時は、とても愛おしく感じる。
結局はなにが言いたい記事なのかということだけれど、大したことが言いたいわけではない。
僕は、ミニマリストにはなれないということ。
捨てる時も大変だろうし、それを維持するのも大変。
なによりも、モノが僕の人生を彩っているという側面も大きい。
だから、それらがなくなってしまうと寂しすぎるだろうということ。
要は、その人それぞれの価値観ですね。
それでは！
