ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

SF好きは購入するべき!深く、濃いストーリー展開と美男美女揃いが魅力の「十三機兵防衛圏」。

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こんにちは!ナイーヴです。

頭の中の4割がゲームで占められています。

 

僕が今、絶賛プレイ中のゲームが、PS4用ソフト「十三機兵防衛圏」だ。

アマゾンの評価を見ると8割近い人が「星5」をつけている。

僕にとっても、まさしく「神ゲー」といえる作品である。

神ゲーというと、なんだか安っぽい感じがするので、あまり使いたくない言葉だけれども、本当に面白いので神ゲーとしか言いようがない。

仕事が休みの日は、用事を済ませた残りの時間をこのゲームに費やしている。

それでもまだ20時間くらいなんだけれど、進行度は50%くらい。

このままの調子でいくと、クリアするのに40時間くらいはかかると思われる。

 

ただ人を選ぶゲームではあるので、万人受けはしないだろうなぁという印象。

ちなみにどんな人がこのゲームを楽しめるのかを考えてみた。

以下にあげるような人だったら、きっと楽しめるハズ。

 

①とにかくゲームはストーリー重視な人。

追想編というアドベンチャーパートがこのゲームの根幹をなしている。

で、この追想編、選択肢はほぼないと言っていい(多少はあるがストーリーに影響はない)。

ゲームをしているというよりは、紙芝居を見ているような感じだ。

なので、キャラをグリグリと動かして、難関を攻略するようなゲームを好む人はまず向かないだろう。

逆に、「ストーリーさえしっかりと作り込まれていれば、アクション性や戦略性がなくても十分に楽しめるよ」という人向き。

僕がまさにそうだ。

最近では「デトロイト ビカム ヒューマン」にハマったし、昔は「かまいたちの夜」にも熱中した。

 

②SFモノが好きな人。

このゲームはバリバリのSFモノである。

「タイムトラベル」「ロボット」「人格改造」「AI」「クローン」などを題材にしている(細かくあげると他にも色々あるけれど)。

なので、SFモノが好きな人はきっとハマれると思う。

シュタインズ・ゲート」が好きな人にはオススメとよく言われている。

僕はシュタインズ・ゲートはあまり楽しめなかったんだけど、このゲームは楽しいと感じている。

 

で、このゲームは、SF的なストーリーを中心にして、キャラクターごとに様々な要素をプラスしているのも面白いところだ。

例えば、冬坂五百里という少女マンガの主人公のようなカワイイキャラがいる。

この冬坂編には恋愛要素的なモノが含まれているし、関ヶ原という少年は「追われる身」という設定で、ミステリー感満載でストーリーが進んでいく。

鷹宮由貴という不良少女のストーリーは、どこか探偵モノのような趣だ。

ちなみに比治山という少年は、女装男子の沖野司に恋心を抱いている。

こういったBL(ボーイズラブ)要素もあるので、ソッチ系が好きな人も大満足!

 

③美麗な2Dグラフィックが好きな人。

グラフィックは、今の流行りとはまったく逆の方向性だ。

けれども、このグラフィックは見ていて飽きない。

 

例えば、リアルな3Dのゲームでさえ、アイテムを拾う時にキャラがしゃがんだりしないゲームがある。

こういうのってすごく萎えるよね。

他に例をあげると、「ファイナルファンタジー8」で戦闘に勝利した時、ヒロインのリノアがピョンピョンと飛び跳ねて喜んでいるんだけど、顔は無表情みたいな・・・。

またまた他に例をあげると、あるキャラがアイテムを渡す際、手に持って渡すフリをしながら、手には何も持っていないみたいな・・・。

なんてことないと思うかもしれないけど、こういう些細なことで萎えてしまうってことはよくある話。

 

だが、このゲームは2Dで描かれていながらまったくチープではない。

キャラの表情や動きが細かく描かれているので、ずっと見ていられる。

それに1番の魅力は、このカワイイ、カッコイイキャラ達がバリバリのSF世界で演技しているというところだ。

水彩画で描かれたようなカワイイキャラが、

「クローンが・・・。」とか、「人格を改造して・・・。」とか言っている。

このギャップ。

 

というわけで、このゲームは唯一無二だ。

SF好きでストーリー重視、アクション性がなくても全然おK(むしろアクションゲーム嫌い)、このゲームのグラフィックに惹かれた、13人の中に見た目が好きなキャラがいる、といった人なら楽しめると思う。

 

このゲームの残念だったところ。

崩壊編(戦闘パート)は賛否両論だ。

僕はこの崩壊編はちょっと退屈に感じている。

追想編をある程度進めると、キャラのストーリーにロックがかかって先に進めなくなる。

なのでロック解除のためには、崩壊編を指定されているところまでクリアしないといけない。

追想編のストーリーの続きを知りたいがために崩壊編をプレイするといった感じである。

退屈に感じる1番の理由はグラフィックの地味さ。

ただ単に記号でしか表示されていない13人が乗った機兵とD(ダイモス)と呼ばれる敵たち。

カジュアルモードでプレイしているため、特に詰まるところもなくサラッと1ステージが終了する。

攻撃が命中して敵を倒しても、特に達成感はない(爽快感は少しある)。

「この崩壊編は決してオマケではない。」という意見もあるが、僕にとってはオマケどころか少し苦痛である。

この崩壊編はもうちょっとなんとかならなかったのかなぁという感じだ。

 

結局のところ「大満足」。

戦闘パートである崩壊編は少し苦痛に感じる。

けれども、ストーリーの深さ・濃さ・キャラの魅力がとても優っているため、意地でも崩壊編をクリアしようという気持ちになる。

13人もいるキャラの各ストーリーはどれも面白く、

「コイツのストーリーつまらねぇわ。」というものがない。

 

ただ、一つ難点をあげるとすれば、各キャラのストーリーが細かなエピソードに分かれており、時間軸がバラバラ、頻繁にキャラ交代があるため、前回までのストーリーを忘れてしまうということだ。

 

以上のように長々と感想を述べたけれど、このゲームは今年購入したゲームの中ではベスト3に入るものであることは間違いない。

こんなにも続きがきになるゲームは本当に久しぶりだ。

迷っている人は是非プレイして欲しいと思う。

それでは!

 

 

 

 

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