PS4版「二ノ国」、10時間プレイした感想。やっぱり面白い!
こんにちは!ナイーヴです。
「頭の中の4割がゲームのことで占められています。」
というわけで、ここ最近は姪っ子と、PS4版「二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERD」をプレイしています。
プレイ時間10時間ほどなんですが、「とてもよい!」ゲームなので、紹介したいと思います。
僕的には、最近クリアした「アストラルチェイン」よりもこちらの方がすごく楽しめている。
「二ノ国」についてのおさらい!
2010年に、Nintendo DS用ソフトとして「二ノ国 漆黒の魔導師」が発売された。
その後PS3で、ストーリーは同じで、タイトルを「二ノ国 白き聖灰の女王」に変更したリメイクが発売されている。
DS版のショボいグラフィックが美麗なトゥーン調に描きなおされており、より感情移入できるゲームとなっている。
そのPS3版が、PS4用にリマスターされたのが、今回紹介するゲームだ。
なんか、リメイクやらリマスターやら、ややこしいね。
企画・製作はレベルファイブが、アニメーション部分の製作はスタジオジブリが担当している。
どんなゲーム? (ストーリーやシステムなど。)
この「二ノ国」は、基本はファンタジー要素が濃い王道JRPGなんだけど、他のファンタジー系RPGと少し違うところがある。
それは、「一の国」という主人公オリバーが住む世界(80年代のアメリカ風)と、「二ノ国」を行き来しながら冒険を進める点だ。
冒頭は、「一の国」で、オリバーの母親アリーが死んでしまうというショッキングな展開で幕を開ける。そして死んでしまったアリーを助けるために、オリバーは「二ノ国」へと旅立つのだ。
よい部分など。
システム面に関してはシンプルで分かりやすく、ゲームが苦手な人でもすんなりと理解できると思う。
なんせ、チュートリアルがこれでもかといわんばかりに親切だからだ。
目的地もマップ上に、星マークで表示されているので、迷うことはまったくない。
逆に、親切すぎるという声もある。
けれども、ストーリーの面白さとゲームプレイの快適さが秀逸なため、「親切すぎる誘導」なんてのはささいなことだ。
グラフィックも本当によくできていると思う。
「髪の毛の1本1本まで綺麗に描かれたグラフィック」ではない。
むしろ髪の毛なんてまったく描かれていない。
なので、逆にグラフィックの粗さなどは感じないし、キャラの動きも細かく描かれている。
本当にスタジオジブリのアニメを動かしているといった感じで、これはぜひ見て欲しいな。
なお、PS3版とのグラフィックの違いはほとんどないそうだ(他のレビューより)。
そして、伝えたいことがもう1つ。
「妖精のシズク(名前)がいい!」
オリバーと旅をともにする妖精の「シズク」というキャラがいるんだけど、すごくいい味を出してる。
「関西弁をしゃべるおっさん」みたいなキャラなんだけど、何にでもすぐツッコミを入れるところが、漫才を聞いているようで本当に面白い。
声優は「古田新太」さんが担当している。
古田さんは、ドラマ「夢をかなえるゾウ」(水野敬也著)でインドの神様「ガネーシャ」の役を演じていた。
だからなのか、このシズクとガネーシャ、まったく同じキャラとしか思えない。
いや、いい意味で。
シズクにしろガネーシャにしろ、このキャラを演じられるのは、古田さんしかいない。
シズク大好き。
ちょっと気になった点。
次に、ちょっと気になった点を書いていく。
本当に「ちょっと」だけなんで、このゲームを買う妨げにはならないハズ。
まず、イベントシーンが長い。
いわゆる「ドラクエ」タイプの主人公ではない。
なので普通によくしゃべるし、旅のオトモがなんせあの「シズク」だから、必然的にイベントシーンが長くなります・・・。
姪っ子も
「会話が長いな〜。」と言っていた。
次に、フィールド移動が遅い。
街の中などはストレスなく移動できるんだけど、「二ノ国」のフィールドマップを移動するときは遅い。
なので、最近のゲームに慣れている人はイライラするかもしれない。
そして最後、バトルがなにげに難しい。
戦うキャラを選ぶ。
そして、キャラを動かして敵の攻撃を避けつつ、コマンドを選ぶ。
体力を回復をするときは、敵の攻撃を避けつつ、回復スキルのあるキャラを選ぶ。
そしてキャラを動かし、攻撃を避けつつ、回復魔法のコマンドを選ぶ。
コマンド選択時にも敵の攻撃が続くため、手元の操作は結構忙しくなる。
ゲーム歴の長い僕でも、あるダンジョンでは何回も全滅してしまった。
ゲーム初心者や小さい子供は、このバトルは難しいだろうなぁ。
僕は、これくらい手ごたえのあるバトルの方が楽しいけど、コマンド選択時は敵の攻撃がストップするという設定があってもよかったんじゃないかと思う。
結局「買い」なの?
「買いに決まってます。」
ここ最近、色々なゲームをプレイしてきたけど、これは買ってよかった。
実はやりたいゲームが多くて、スルーしようかと思っていた。
でも僕は、姪っ子をもっと「ゲーマーの道」に引き込もうと画策していて、
「このゲーム、小1女子にいいんじゃない?」と思い、買った。
結果、2人とも大ハマり。
ストーリーも、DS版をプレイしてから9年経ってるから、ほとんど忘れている。
そのため、一度プレイしていても新鮮な気持ちで楽しめている。
9年も経ったら、まったく覚えてないもんなんだなぁ。
このゲーム、世間ではあまり話題になっていないようだ。
なんせ、次から次へと大作ソフトが発売されているからね。
本当にもったいない。
もっと売れて欲しいな。
今回、PS4に移植してくれたことに感謝します!
というわけで、PS3版をプレイした人は買わなくていいけど、DS版をプレイしたのみの人、もしくはまったくプレイしたことのない人には、本当にオススメです。
価格もとても安くなっているし、是非プレイしてみてください。
それでは!
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