Nintendo Switch「アストラルチェイン」クリア後の感想。
こんにちは!ナイーヴです。
先日、Nintendo Switchで発売されている「アストラルチェイン」をクリアしました。
簡単な感想は以前にも書いたので、下に載せておきます。
購入したのが9月の初め頃だったので、大体1ヶ月半ほど費やしたことになる。
週2回の休みの日に2時間くらいプレイするといった感じ。
大体20時間でクリアした。
僕は、サイドクエストなどの寄り道はせず、どんどんとメインストーリーを追っていくタイプなので、隅から隅までやり込むタイプの人だと、50時間から60時間はかかるんじゃないだろうか。
で、ちゃんとクリアしたので、もう1度感想を書き直したいと思う。
このゲームは
「良ゲー」です。
どういう所が「良ゲー」?
先程「良ゲー」と書いたけど、良ゲーの基準は人によって様々なので、僕の良ゲーの基準を書いていきたいと思う。
①「ラスト」までクリアできること。
ます、これが第一条件です。
僕はとても飽きっぽい性格。
おまけに集中力もないため、ゲームを途中で放置してしまうことが多い。
「せっかく買ったんだからクリアしないと。」という気持ちがないわけでもないが、ラストまで到達できるゲームは、購入量に比してとても少ない。
で、このアストラルチェインだけれど、そんな僕でもラストまで到達できたのだから、それだけで良ゲーといえる。
まず、ストーリーの長さだけれど、メインストーリーを追うだけなら、20時間ほどのボリュームなので、社会人でも、通勤時間や休憩時間、寝る前などにプレイするだけでも十分クリアが可能だ。
ストーリーもとてもテンポよく進行し、探索の舞台も頻繁に変わるため、飽きがこなかった。
僕はストーリー展開が遅いゲームは退屈に感じ放置してしまう傾向にある。
あの名作と名高い「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」でさえ、夢中になれずに放置している状態だ。
そんな良ゲーなアストラルチェインだが、不満点がないわけではない。
それは「いつでもどこでも任意でセーブができない」ということだ。
任意でセーブができるのは、警察署内の自分のデスクのみだ。
オートセーブがあるからそれでいいのかもしれないが、オートセーブされる前にプレイを中断したい時ってあるじゃないですか・・・。
それに僕はオートセーブをあまり信用していないんで、どんなゲームでも必ず任意でセーブをしてから終了したい。
なので、携帯モードでプレイすることの多いSwitchということもあり、いつでもどこでもセーブできるようにして欲しかった。
②アクション下手でもサクサク攻略できる。
僕は、長年「ドラクエ」のようなロールプレイングゲームしかプレイしてこなかった。
時々、「バイオハザード」のようなサバイバルゲームもプレイするが、アクションゲームよりのバイオ5やバイオ6は未プレイだ。
そんな僕でも、このゲームは難易度を下げるとサクサクと攻略できた。
アクションの難易度が高くて攻略できないと、ストーリーが進まなくなってしまうから本当に苦痛だ。
残念だった所
次に、このゲームの残念だった所を書いていきたい。
①キャラクターに魅力がない。
登場するキャラクターたちにあまり魅力を感じなかった。
とくにこのゲームの主人公(男を選んだ場合)。
ドラクエなどのように喋らないタイプのキャラなんだけど、表情の変化はほぼなく、いつも眉間にシワを寄せて「しかめっ面」をしているビジュアルが受けつけなかった。
他のキャラとの絡みもあまりなく、それぞれのキャラの掘り下げなども特になかった。
主人公とそこそこ関わりのあるキャラとしては、主人公の双子の片われ(ゲーム開始時に選ばなかった方の性別)がいるんだけど、終始、上から目線でモノをいうタイプの性格であまり好きにはなれなかった。
僕の場合は男キャラを選んだので、双子の片われは女キャラだったんだけど、気の強い女だった。そういうのが好きな人ならば全然問題はないだろうけど。
あと、物語の中盤くらいからは「ハル」という男キャラが登場し、彼は主人公と行動をともにすることが多くなる。
気の弱い性格の彼は主人公をナビゲートする役どころである。
このキャラには好感が持てた。
他にも、主人公が所属する「ネウロン」という部隊には、仲間がたくさんいるんだけれど、彼らはストーリーの途中から、ほぼ関わり合いがなくなってくるため、まったく感情移入もできず、愛着も持てなかった。
②ストーリーのラストが少し意味不明。
これは、僕の理解力が足りないからかもしれない・・・。
ラスボスの最終目的はいったい何だったのか・・・?
日本のゲームにありがちな、「抽象的な言葉」を並べ立てて、
「結局このキャラはいったい何が言いたいの・・・?」的な状態。
ラスボスとのバトルで、意味もなく「異世界」に飛ばされてそこで戦う、みたいな展開も僕はあまり好きではない。
何で、日本のゲームってこういう抽象的なセリフや、ラスボスで「異世界」に飛ばされるといった展開が多いんだろうね。
結局「買い」なの?
キャラに魅力がない、ストーリーのラストが少し意味不明など、悪い点もあげたけれど、僕にとっては「良ゲー」だった。
星5つが満点だとすると4点はつけられるかな。
街の探索などは面白かったし、ストーリーのテンポも良くて先が気になる。
サクサク進むので、ストレスなくプレイできる。
20時間ほどのプレイだったが、クリアした時の満足感はある。
「えっ、もう終わり?」という感じはしなかった。
クリア後にデータをロードすると、クリア後の世界がプレイできる章があるので、まだプレイしたい人は引き続き楽しめそう。
僕はいったん終了しますが。
なので、このゲームは、どちらかというと「ライトゲーマー」の人に向いているんじゃないかな。
サクサクとテンポよく進めて、ストーリーを追ってクリアして、それで満足できる人なら購入してもイイと思います。
逆に「ダークソウル」や「SEKIRO」のように時間をかけてじっくりプレイするタイプのゲームが好きな人には物足りなく感じるかも。
Switchのゲームソフトはなかなか値下がりしないから悩むところですね。
これからも「ペルソナ5ザロイヤル」や「ルイージマンション3」、「ポケモン」など、期待のゲームソフトが続々と発売されるので、それらのゲームよりもオススメということはないけれど、これからも特にやりたいゲームがないという人は買ってもイイんじゃないかな。
そんな感じです。
それでは!
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