やりたいことが多すぎて収集がつかない!そんなあなたは「マルチポテンシャライト」かもよ。
こんにちは!ナイーヴです。
昔から僕は、やりたい事が多すぎて収集がつかなくなる事が多かった。
それは趣味や娯楽もそうだし、仕事もそうだった。
で、最近知ったんだけど、そういう人のことを「マルチポテンシャライト」というそうだ。
マルチポテンシャライトとは
マルチポテンシャライトとは、「エミリー・ワプニック」という方が提唱した言葉で、ざっくりいうと「何にでも興味を示す人」という感じだ。
直訳すると下記のようになる。
・「マルチ」・・・多くの
・「ポテンシャル」・・・潜在能力を持つ
・「アイト」・・・人
エミリーさん自体、「講演家」、「キャリア・コーチ」、「ブロガー」など様々な肩書きを持っている人だ。
この「何にでも興味を示す人」の特徴は以下の通り。
・興味のあることが多い。
・飽きっぽい。すぐに辞めてしまう。
・天職が見つからない。
私、「ナイーヴ」はどうかとというと・・・
この言葉を聞いた時、
「まさしく自分のことだ!」と思った。
大きなことでいえば、「いまだに天職が見つからない」。
小さなことでは、「読書をしている時やブログを書いている最中でもゲームがしたくなったり、散歩に出かけたりしたくなる」といったところ。
本当に一貫性がないんですね。見聞きした物事でちょっとでも興味が湧くと、気になって仕方がなくなる。
趣味や娯楽だけにとどまっているだけならまだいいんですよ。せいぜい「ムダ遣い」をしてしまうくらいのことで済むから。
ただこれが「仕事」に関わってくると厄介なことになる。
いつまでたっても、「この仕事で生きていく」という信念が持てないんですから。
気持ちだってフラフラして落ち着かないし、転職回数だって多くなってしまう。
そして履歴書の職歴欄がすごいことになっていく。
これは結構悩みましたね。
だって、世の中に出回っている「成功した人」の話では、20代後半くらいにはコレというものを見つけて、打ち込んでいるんですから。
そして
「はぁー。僕みたいな人間は成功できないパターンの人間なんだ・・・。」
と度々思っていましたね。
で、結局はどうすればいい?
マルチポテンシャライトが幸せに生きるには4つの働き方があるそうだ。
①1つの多面的な仕事・ビジネスに関わる。
就いている職は1つだけど、仕事内容が多岐に渡る。
②パートタイムの仕事をいくつか掛け持ちする。
③生活に十分な収入を生み出すフルタイムの仕事に携わり、他の時間を自分の興味のあることに注ぐ。
④ある業界で数ヶ月、もしくは数年働いたあと、方向転換し、新たな業界でキャリアをスタートする。
上の4つを見て思ったんだけど、
「そうか!こうすればいいんだ!目から鱗!」
みたいな目新しいことは特にないですね。
全て当たり前のこと。
そして、現実的なのは②か③かなということ。
・収入源は小さくても複数の仕事に携わる。
・本業をしつつ副業で好きなこと、興味があることをする。
今は副業ブームということもあるので、マルチポテンシャライトに時代が寄り添ってきたという印象。
ただ本業が忙しくて、副業がままならないということもあるけど。
「収入源は小さくても、複数の仕事に携わって生計を立てる。」
いわゆる「複業」ってやつですね。
この考えは日本ではまだちょっと抵抗がある。
1つの仕事をしっかりやる、そして収入源は1つという考えを持っている人がまだまだ多いから。
なので、僕は自分が生活できるくらいのお金を稼ぎ(カネ遣いはそんなに荒くないからそんなに稼ぐ必要はない)、余暇や休日に何かしら興味のあることをやっていくスタイルでいこうと思う。
このマルチポテンシャライトという概念を知ってからは、
・自分は異常ではなかったんだ。
・同じような人がいるんだ。
・天職なんて見つけなくてもいいんだ。
ということが分かった。
とにかく、興味のあることにはどんどんチャレンジしていきましょうということ。
その方が人生楽しいしね。
ちなみにこのエミリーさん、本も出してます。
「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」
(エミリー・ワプニック著 PHP研究所)
ユーチューブでTEDトークの動画もアップされてるので、見てみるといいかもしれません。
ふと思ったんだけど、僕に「積みゲー」や「積ん読」が多いのは、このマルチポテンシャライトが原因だったのかも・・・。
次々といろんなゲームや本が気になり出してつい買ってしまうから。
そんなどうでもいいことはさておき、今日はこのへんで。
それでは!