ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

【愚痴】世の中には大変な仕事がたくさんあるけど、小売業界の食品部門も大変だよ。。。

f:id:naive1208:20201222173311j:plain

こんにちは!ナイーヴです。

年末年始は、小売業界で働く者にとってはヒジョーにツライ時期である。

 

・みんなが休みのときに働かないといけないから?

・お客さんが多くて忙しいから?

 

そうですね。

上にあげた2つもモチロンそうなんだけど、でもそれよりももっとツライことがある。

 

それは、「商品が品切れしてしまう可能性がある」ということ。

普段だとまったく売れないような商品でさえ、だ。

普通だったら、「品切れする=たくさん売れている」という構図になるので、とても喜ばしいことのように思える。

 

だが、僕のはたらいている「魔の館」は、

「品切れを起こす=重大犯罪」なのだ。

 

なので予測を誤って発注の量を間違うと、そりゃーもうタイヘン。

 

「この商品、売り場がカラッポやけど、発注してないん?」

「ハイ・・・。在庫数がコレで足りると思ったんで・・・。」

「昨年の売れ数見たんか!ちゃんと見とかなアカンやろ!」

ってな具合に。

以前は「罵声&説教」だったんだけど、最近は少しマシかな。

「長めの注意」くらいになってきてる。

 

特に年末年始は取引先も休みだからね。

発注しても商品が入荷しないんだよ・・・。

だから、いつも以上に緊張感が走る。

 

もう、商品のアイテム数が多すぎて全部に目が行き届かないんだよ・・・。

日々の業務に追われて、昨年のデータを見るなんてことは後回しになるし。

 

僕の担当は食料品売り場。

お酒、お菓子、飲料水、調味料、その他嗜好品などなど。

けっこう取り扱ってるんだけど、もうアイテム数と納品数が多すぎ。

それを「一人で管理しろ」だなんて。

俺、非正規労働者だよ?

 

小売業界で働いてみて思ったこと。

「食品関係の小売店勤務はマジでやめた方がいい !」ってこと。

僕も希望して食品担当になったわけじゃない。

 

食品部門のイヤなところを以下に挙げていく!

 

①商品の売れ方が激しいので売り場の補充が大変。

「食」は人間にとって重要なモノなので当然売れていきますよね。

特に「水のケース売り(段ボール売り)」の補充。

売り場に補充したと思ったら、すかさずケースで買われていく。

「やっと補充が終わったのに、また在庫を取りに行かねば・・・。」ってなる。

もう、「商品が売れてウレシイ」なんて気持ちはない。

「はー、またかよ・・・。」ってなる。

こんな状況で、

「今日はバカ売れ!ウレシイ!」なんて思う人間が、はたしてこの世にいるのだろうか?

いるとしたらMとしか言いようがない。

 

 ②賞味期限のわずらわしさ。

全部の商品の賞味期限を把握しておくのってホント無理!

ちゃんとチェックしててもモレがあるし、期限切れはすぐにやってくる。

賞味期限が近いモノを、売り場から取り除いても取り除いても、すぐにまた次のモノがやってくる。

しかも大量に。

 

本部から、「コレを売れ」と言って様々な商品が大量に送り込まれてくる。

その商品の売れないこと、売れないこと・・・。

もう、売り場にもバックヤードにも置く場所がないっつーの!

売り場に置いてたら多少は売れるんだろうけど、場所を捻出するのも一苦労。

かといって、バックヤードに置いてたら賞味期限がどんどんと近づいてくる。

もう、賞味期限を気にして生きていく人生なんてイヤだよ、ホント・・・。

 

仕事から離れて家にいるときでさえ、

「あっ、あの商品の賞味期限って大丈夫だったっけ?」ってすごく気になる。

だって僕以外、誰も見てくれないんだから。

 

③季節に合わせての売り場変更のわずらわしさ。

コレは他の商品を取り扱っている売り場でも同じことが言えそうだけど・・・。

 

とにかく、1年中なにかしらの商品(例えば素麺やお歳暮のギフトなど)の売り場を作っては壊し、作っては壊しの繰り返し。

一つの売り場が完成したと思ったら、また次の商品の売り場・・・。

今の季節はこの商品を売らないといけないから、以前作った売り場を一旦壊して別の場所へ・・・。

 

「なにやってんだろ・・・」って思う。

 

 もっと大変な仕事があるってのは分かっているよ・・・、でも・・・。

 

いろいろと書いてきたけど。

コレくらいのことで「ヒーヒー」言ってるなんてね。

情けないね。

世の中には医療従事者のように、もっと大変な仕事があるっていうのに。

 

学生の頃は、自分はフツーに仕事ができると思っていた。

いや、「できる人間」っていう意味ではなくて、「人並みの働きができる」っていうことです。

 

でも、実際に働いてみるとコレが結構ムズカシイんだな・・・。

売店の店員という仕事を少し甘く見ていたところがあった。

スーパーのレジ打ちなんかもそう。

外側から見ているだけではその苦労が分からない。 

ホント、そう思うよ・・・。

 

でもね、一つ言えることがある。

僕もいろいろと転職したり、アルバイトをしてきたけど、

「ウチの店は異常だ!」

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。