ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

氷河期世代で非正規だけど、そんなに悲観的ではなく淡々と生きています。

こんにちは!ナイーヴです。

 

国が「氷河期世代」の支援を本格的に始めるというニュースを最近よく見ますね。

僕も氷河期世代なので

「どういう支援が行われるんだろう?」

と結構気になっている。

 

しかも、「人生再設計世代」という名称まで付いているではないか。

ネットでは

「今さら遅い。」

「あと10年早ければ。」

という批判的なコメントがとても多い。

 

たしかに、もう少し早く対策してくれてればよかったなとは思う。

けれども、今までなんとか頑張って生きてきたんだから、何かしらの対策をしてくれて、残りの人生が少しでも楽になればいいんじゃないか。

 

でも多分そんなに期待できるような支援はないんだろうな。

人材不足の「介護」「運送」「小売」でのこの世代の正社員採用の枠を増やす、という感じだろうか・・・。

「人手不足だからとりあえず氷河期世代の人間をあてがっておけ」みたいな。

あっ、なんか僕もマイナスの思考になってますね。

 

思えば、僕も人生の大半を「非正規雇用」で生きてきた。

結婚もしてないし子供もいない。

けれども人生を悲観したことはない。

 

「はぁー。金がねぇー。貧困だー。」

と思うことはあるけれど。

 

現状にけっして満足はしていないけれど

「そのうちにいいことがある。」

「楽しいことがきっとこれから起こる。」

となんの根拠もなく思っている。

楽観的なのかな?

 

「貯金もないし、これから歳をとって働けなくなるとどうなるんだろう?」

という考えがふっと湧くことはあるけれど、すぐに忘れてしまう。

 

あまり深刻には考えてない。

それよりも目の前の楽しみに目がいってしまう。

目の前のやりたいことに目がいってしまう。

危機感を持ってないんだろうなと思う。

これがいいことなのか悪いことなのか・・・。

 

昔からそうだ。

何事もけっこう呑気に構えていて、ドタンバになって「あわてふためく」という人生。

それでも人生なんとかなってきた。

これから先はどうなるかは分からないけど。

人生の終盤になって「あわてふためく」んだろうか?

 

でも、こういう人生も悪くないと思う。

将来はどうなるか分からないけれど、目の前の興味のあることに取り組む。

日常生活の小さな楽しみを大切にしていく。

今できることをやっていく。

それでいいんじゃないかな。

 

正社員になっていたら、今より幸せになっていたと言えるんだろうか。

他の世代に生まれていたら、今より生きやすかったと言えるんだろうか。

 

今と違う道を選んでおけばよかったという人がいるが、もう一つの道を選んだからといって、幸せになれたとは限らないんじゃないか。

 

僕は今まで失敗ばかりで、お金もないし、結婚や子供とも無縁の人生だった。

けれども全然悲観はしてない。

これでいいと思っている。

 

元も子もない言い方だけど、

「人生大満足」といって死ぬことってあるんだろうか?

そして「人生大満足」といって死ななければならないんだろうか?

 

「まっ、こんなもんだよね。」

と言ってこれからも生きていくつもりだ。

 

それでは!