ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

年齢なんてただの記号だ!←65歳の叔母が何人かの男性と付き合い、とある企業の受付嬢にも採用されたという話。

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こんにちは!ナイーヴです。

なんかアラフォーにもなってくるとコレから先の人生がどんな風に続いていくのかの予測ができてくる。

「大きな出来事やイベントも起こらずにこのまま歳をとっていくんだろうなぁ・・・。」とか。

「1年先も3年先も5年先も同じような日々を過ごしているんだろうなぁ・・・。」とか。

そして挙句の果てには、

「人生の旬(ピーク)はもうとうの昔に過ぎた。コレからは今まで以上に良いことなど起こりっこない!」というネガティブ思考まで。

いつもこんなことを考えてブルーになっているわけではないけど、たまにふっとこういう思考が湧いてくる。

 

けれどもこんなネガティブ思考ではイカン!と自分に喝を入れるような出来事があった。

それはタイトルにもある通り、65歳の叔母がここ最近で何人かの男性と付き合い、そして某企業の受付嬢として再就職したのだ。

 

叔母とは僕の母親の妹で現在65歳。

昔からブリッ子でミーハーな人だ。

見た目も10歳くらいは若く見える。

叔母は10年以上前に離婚をしていて前の旦那との間に子供が2人いる。

 

その叔母がここ最近で何人かの男性と(決して同時進行ではない)交際をしていた。

一時は再婚をするかも?みたいな話にまでなっていた。

65歳で(というとその年代の方には失礼かもしれないけど)交際とか婚活ということに取り組むそのエネルギーに、僕はとても驚くとともに尊敬の眼差しを向けた。

 

というのも僕はまだアラフォーにも関わらず、

「恋愛なんてメンドクサイ・・・。」だの

「この歳で赤の他人と一緒に暮らすなんてムリ・・・。」などと否定的なことばかり言ってきたのだ。

 

仕事に関してもそう。

65歳の再就職だとお惣菜のパック詰めとか清掃などがすぐに思いつく。

実際にシニアと呼ばれている人たちの求人にはそのような仕事が多いように思う。

なので、叔母が受付嬢として就職したという話を聞いたとき、

「えーっ、受かったん?」

「65歳で〇〇(←企業名)の受付嬢の求人に応募したということ自体がスゴイな!」

と本人と世間の65歳に対して、大変失礼な反応をしてしまったゴメンナサイ・・・。

 

僕はそれほどまでに年齢というものにこだわっていたのだ。

日本にはまだまだ年齢の呪縛が強い。

30歳までには結婚。

40歳までには子供。

40代の平均年収は。

などなど。

 

僕は結婚や子供、年収などに関しては悲しいかな、もう諦めている部分もあったので、

「もう、アラフォーなのに自分は・・・。」といったような感情はどちらかというと少ない方だと思う。

けれどもその代わりに、

「アラフォーの自分の未来はもう想像がつく。」とか

「あと10歳若かったらなぁ・・・。」という想いをいつも抱いていた。

あと10歳若かったらなぁという人に限って、もし若返ったとしても結局はなにもしないんですよね。

僕も含めて。

 

それともう一つ。

若い頃はミーハーで新しいモノ好きというと、

「なんだよアイツ、ミーハーだな(笑)」としばしば揶揄の対象になっていた(ように思う)。

けれども、ある程度年齢を重ねてからのミーハーで新しいモノ好きという性格は、とてもカッコよくカワイく思えるのは僕だけだろうか?

70歳のおじいちゃんが最新のゲームをプレイしているとか、80歳のおばあちゃんが米津玄師のファンであるとか。

なので、コレからは叔母を見習い、

「もうアラフォーだから・・・。」などという考えは捨てて色々なことに挑戦していきたいと思う。

 

それでは!