ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

「いい歳してゲームなんて」と人は言うけれど・・・。

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こんにちは!ナイーヴです。

「いい歳してゲームなんて」という言葉をよく聞く。

その言葉はネット上に書いてあったり、知人との会話の中で出てきたりと様々だ。

その言葉には僕も結構振り回されてきた。

世間的には、「年齢とともにゲームからは段々と遠ざかっていくもの」という認識があるし、実際にそうなっていく人が大半なんだろう。

なぜ、年齢とともにゲームから遠ざかっていくのか?

それはゲームよりも楽しいこと、優先させなければならないことが増えてくるからだろう。

まず、一番にあげられるのは「仕事」。

人間は仕事をしないと食べていけないので、まず仕事を優先する。

そして仕事が忙しければゲームをプレイするヒマがないし、疲れて気力もなくなるからだ。

他にも娯楽として、「ゴルフ」や「サーフィン」や「クルマ」や「バイク」など、ゲームよりも面白いと感じるものが、長く生きているとでてくるからだと思う。

 

では、僕の場合はどうか。

ここで、僕のゲーム遍歴(?)を簡単に紹介する。

僕が初めてゲームに触れたのは小学校1年生の頃。

任天堂から発売されていた「ゲームウォッチ」というものだ。

任天堂3DSのように折りたたみ式になっていて、ゲームソフトなどはなく、その1台で1種類のゲームしか遊べない。

僕の持っていたゲームウォッチのゲーム内容はというと、ビルの屋上からバケツの水をひっくり返すキャラクターがいて、その落下してくる水を下にいるキャラクターを操作してバケツでキャッチするという単純なものだった。

そんなにハマったという記憶はないんだけれど、それを機に、様々なゲームウォッチを購入してもらった。ドクタースランプアラレちゃんを題材にしたゲームなんかも数種類持っていた。

次に小学校2年生の誕生日に、「CASIO PVー1000」というゲーム機を買ってもらった。

これはファミコンのようにゲームカートリッジを差し込むタイプのゲーム機だ。

当時はファミコンが段々と頭角を現し初めていた頃で、心の中では

ファミコンがよかったな・・・。」と思っていたが、せっかく親が買ってくれたのでそんなことは口には出さず、素直に喜んだフリをしていた。

でも、やっぱりファミコンの誘惑には勝てず、友達の家で、「ポートピア連続殺人事件」や「アイスクライマー」といったゲームをやらせてもらったりしていた。

で、小学校3年生の時に貯めたお年玉でファミコンを購入した。

一番最初に買ったソフトは「忍者じゃじゃ丸くん」だった。

それからというもの、ファミコンにハマりにハマって、「スーパーマリオ」や「ドラクエ」といったメジャータイトルをプレイし、「ファイナルファンタジー」なども少しかじり(僕はドラクエ派だったので、FFは7以外はクリアしたことがない)、「ファミコン探偵倶楽部」や「オホーツクに消ゆ」、「京都龍の寺殺人事件」などといったアドベンチャーゲームも好んでプレイした。もちろんディスクシステムも購入していた。

これほどゲームとともに生きてきた少年だった僕だけれど、いったんゲーム遍歴が中断されるのが、中学・高校生の頃だ。

僕が中学・高校生の頃はハードはスーパーファミコンに変わっていた。周りの友達は皆、購入していたと思う。この頃、僕はゲームに対する興味が全くなくなっていた。ゲーム以上に、受験や恋愛に興味の対象が移ってしまったからだ。

このスーファミ時代にも名作はたくさん発売されていたのだろう。「ファイナルファンタジー6」や「ドラクエ5」「ドラクエ6」、うーん・・・、他には思いつかない・・・。なんせゲームからは離れていたから。

そして、大学生になり「プレイステーション」を購入し、またゲームを再開した。

この頃は本当に楽しいゲームがたくさんあった。

初代「バイオハザード」の古びた洋館から研究所に舞台が変わっていくドキドキ感、「ポポロクロイス物語」は可愛いドットの見た目とはウラハラに、ストーリーは骨太のしっかりとしたRPGだった。「アークザラッド2」はなかなか物語が終わらない、「いつになったら終わるんだよ、コレ」というもののくせに、ラスボスも強すぎて2時間くらい格闘したけれども結局倒せず、ブチギレて電源を切ってそのまま放置して今に至るのは良い思い出でもなんでもない。今思い出してもハラが立つ。バランス調整をちゃんとしろよ。「ゼノギアス」はSF要素満載で、さらには物語に輪廻転生なども絡んでくる、僕の好きなゲームベスト3に入る作品だ。「ペルソナ1」もPS(プレイステーション1)の時代に発売された。タイトルは「ペルソナ◯」というものではなく、「女神異聞録ペルソナ」だった。この初代ペルソナはすごくマニアックな雰囲気に満ちていて、今のようにオシャレ、カジュアル、ポップといったイメージとは正反対のものだった。当時は中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界が舞台のRPGがほとんどだった中で、現代が舞台で高校生が主人公のこのゲームは斬新だった。ストーリーは忘れてしまったが、パラレルワールドが題材になっていたと思う。パラレルワールド、異星人、タイムトラベルといったものは僕の大好物だ。

それからは、PS2、PS3、PS4、DS、3DSWii、Switch、PSPPSVITAといったゲーム機を購入しプレイしてきた。

ほんとこうやって列挙してみると、すごい数だなと我ながら思う。

もちろん上には上がいるんだろうけど。

 

で、自分のゲーム遍歴を書いてまで結局何が言いたいのかというと、アラフォーの僕が他の娯楽などに目もくれず、ここまでゲームに対して執着しているということは、もうゲームを死ぬまでやり続けろということなんだなと、そういうことです。

「いい歳してゲームなんて」という言葉なんてもう気にすることなく、このまま突き進んでいくべきなんだろうということ。そうして生きていった方が絶対に楽しいということ。ゲームは時間のムダとよく言われるけれど、小説を読むのはムダじゃないのかと言いたい。小説も読んでもすぐに内容を忘れてしまうから、結局は読んだ時間はムダなんじゃないのと。僕は小説も好きだからもちろん読むし、ムダな時間でも別にいいと思っている。どうしてゲームだけがムダだと言われ、悪者扱いされるんだろうなぁ。

 

とはいえ、段々とゲームに対する世間のイメージが変わってきているのも確かだと思う。「e-sports」なども認知されてきたし、海外には「スカイリムおばあちゃん」というユーチューブでスカイリムのゲーム実況をするおばあちゃんもいる。そういえば、日本にも「DAYS GONE」や「グラセフ5」のゲーム実況をするおばあちゃんがいるなぁ。そして、故淡路恵子さんもドラクエ好きで有名だった。こうやって挙げてみると、女性が多いのはなんでだろう。高齢の方がゲームをプレイしている姿ってなんだか微笑ましいよね。

 

ということで、僕はゲームから遠ざかっていくような気配は今のところ全くない。多分、これからもずっとゲームに触れていくことになるだろう。

ムダかムダじゃないかは本人が決めること。

ゲームをプレイする、ゲームのことを調べる、そういったことがつまらない日常を少しでも楽しくするのなら全然ムダじゃない。

 

普段なら1000文字くらいしか書かない(書けない?)僕が、ゲームのことになると、2000文字、3000文字も書いてしまうというのも、ゲームが僕にとっては特別なものだということを表していると思う。

 

長くなってきたのでこの辺で締めくくりたいと思います。それでは!