ナイーヴ通信

繊細で敏感すぎる男の日常や考えていること、好きな物について語るブログ。ゲームと書籍をこよなく愛す。ちなみに氷河期世代の非正規労働者。

買う前から売る時のことを考えるのって、なんか違う気がする。

こんにちは!ナイーヴです。

最近、思うことがあるんだけど、日本人って「買う前」に「売る時」のことを考える人って多くないですか。

その考えが顕著に現れているのが「クルマ」だ。

 

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僕が、今乗っているクルマを買ったのは、10年前のことだ。

クルマを買うときは、絶対に大好きなブルーにしようと学生の頃から決めていた。

だから、カラーはブルーにした。

 

ちなみに一番最初に乗ったクルマは白のセダンだ。

これは、親父の独断と偏見で決定されてしまった。

まだ20代前半だったから、

「えーっ、こんなオッサンくさいクルマ?」とかなり意気消沈した。

当時は、ミニバンが流行っていた時代だったというのもある。

 

 親父の偏見とは、

「クルマは絶対、白のセダンであるべき。」というもの。

理由は、セダンだと車体の前方が長いため、衝突しても命が助かるから。

そして白だと「飽きがこないし、売るときに高く売れる」から。

 

うーん・・・。

どうなんだろうか?

というわけで、調べてみました。

ネットでググってみると、

「セダンは、エンジンルーム、キャビン、荷室と3つに分かれている。

そのため、前方、後方からの衝突安全性能に優れている。」

と、どの記事にも書かれていた。

 

親父の言っていること、本当だったんだ。

僕は昔から、親父の言うことは、すべて疑ってかかるという悪いクセがあった。

なので、

「どうせ親父が白のセダンが好きだからだろ。」と勝手に決めつけていた。

ゴメン、親父。

 

でも、白いクルマに決定されたのは納得がいかなかった。

っていうか、売るときの価格が高いからといって、どうして好きでもないカラーのクルマに乗らないといけない?

しかも、中古車を買うのにだよ?

中古車なんて、乗りたおして売る時は、どうせ二束三文だろうよ・・・。

 

で、10年前のマイカー購入時。

僕が、「カラーはブルーで。」というと、

「リセールバリューがあるのは、白、黒、シルバーですよ。」と言われた。

そうかもしれないけど。

だけど、どうしてそんないつになるのか分からない先のことを考えるのだろう。

そして、今の欲求をガマンするんだろう。

これって日本人の国民性なんですかね。

 

結局、そのクルマには今も乗りつづけている。

ぜんっぜん飽きてないし、

「なんなら、次に乗るクルマもブルーにしてやろうか。」という気持ちすらある。

カラーに満足し、今までずっと乗りつづけてきたのだから、売る時に安くても全然構わない。

っていうか、もう価値はほとんどないんだろうけど。

でもあの時、自分の欲求にしたがってよかったと思う。

親父は僕がクルマを買った時、

「こんなちっこいクルマあかんわ。」って言ってた。

しかし、カラーについては納車された時、

「色がええな。」と言っていた。

いや、クルマは絶対白って言ってたやん。

 

結局、

「先のことを考えすぎるのはあまりよくないな」といういつもの結論に落ち着く。

 

それでは!